エストニアの暗号資産ライセンス(MiCA)取得【2026年】旧VASPの失効と新制度
エストニアでMiCA CASP、EMI/PIを取得する場合の、監督当局・最低資本金・現地に必要な体制・審査期間・法人口座の作りやすさを、2026年10月時点の監督当局の公表資料にもとづいて整理しました。
EUで免許を取ると、他の加盟国へも届け出で展開できます(パスポート制度)。そのかわり、本店機能と経営者・AML担当を実際に置くことが求められます。
対応するライセンス決済・EMI暗号資産
旧VASPは失効
基本情報(2026年10月時点)
| 監督当局 | エストニア金融監督庁(Finantsinspektsioon) |
|---|---|
| 主なライセンス | MiCA CASP、EMI/PI |
| 最低資本金 | CASP €5万〜15万 / EMI €35万 |
| 現地に必要な体制 | EU居住の取締役1名以上、申請はエストニア語 |
| 審査期間の目安 | CASP: 監督庁は最長6か月〜1年と説明 |
| 法人の銀行口座 | 地場銀行は対面での本人確認と現地とのつながりを求める |
資本金・手数料は監督当局の規則・公表資料(2026年10月時点)によります。為替換算はしていません。申請前に最新の要件を個別に確認します。
検討するときのポイント
- 旧制度の暗号資産(VASP)ライセンスは2026年7月1日に失効しました。旧ライセンス付きの会社を買っても営業はできません。
- CASPの申請手数料は€3,000。
日本の居住者を顧客にする場合
海外でライセンスを取っても、日本の居住者を相手に FX・証券・暗号資産の取引を行うには、原則として日本の登録が必要です。詳しくは日本の規制をご覧ください。
よくある質問
エストニアの金融ライセンスの最低資本金はいくらですか?
CASP €5万〜15万 / EMI €35万。扱う業務や規模によって上乗せされることがあります。
エストニアのライセンス審査にはどのくらいかかりますか?
CASP: 監督庁は最長6か月〜1年と説明。書類の不足があると期間は延びるため、申請前の準備が大切です。
エストニアに人や事務所を置く必要はありますか?
EU居住の取締役1名以上、申請はエストニア語。名義だけの体制は認められず、実際の経営・コンプライアンス体制が前提です。
エストニアで法人の銀行口座は開けますか?
地場銀行は対面での本人確認と現地とのつながりを求める。ライセンスの申請と並行して口座の準備を進めることをおすすめします。
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