リトアニアのEMI・決済ライセンス取得【2026年】資本金・費用・期間
リトアニアでEMI、PI、MiCA CASPを取得する場合の、監督当局・最低資本金・現地に必要な体制・審査期間・法人口座の作りやすさを、2026年10月時点の監督当局の公表資料にもとづいて整理しました。
EUで免許を取ると、他の加盟国へも届け出で展開できます(パスポート制度)。そのかわり、本店機能と経営者・AML担当を実際に置くことが求められます。
対応するライセンス決済・EMI暗号資産
基本情報(2026年10月時点)
| 監督当局 | リトアニア中央銀行(Lietuvos bankas) |
|---|---|
| 主なライセンス | EMI、PI、MiCA CASP |
| 最低資本金 | EMI €35万 / PI €2万〜12.5万 / CASP €5万〜15万 |
| 現地に必要な体制 | 本店機能・現地の経営者・AML担当 |
| 審査期間の目安 | EMI・PI: 申請完了から3か月以内に判断 |
| 法人の銀行口座 | EMI・PIは中銀のCENTROlinkでSEPAに直接接続できる(審査あり) |
資本金・手数料は監督当局の規則・公表資料(2026年10月時点)によります。為替換算はしていません。申請前に最新の要件を個別に確認します。
検討するときのポイント
- EMIの最低資本金は€35万、PIは業務により€2万・€5万・€12.5万(EU指令の基準)。
- EMI申請の審査手数料は€1,463。判断は申請完了から3か月以内(制限付きEMIは2か月)。
- 現地に常駐する責任者がいないことを中銀が問題視しており、実体のある拠点と人員が必要です。
- MiCAの経過措置は2025年12月31日で終了。暗号資産業はCASP認可が必要です。
決済・EMIでEU展開を狙うなら第一候補。SEPAへの直接接続は他国にない強みです。
日本の居住者を顧客にする場合
海外でライセンスを取っても、日本の居住者を相手に FX・証券・暗号資産の取引を行うには、原則として日本の登録が必要です。詳しくは日本の規制をご覧ください。
よくある質問
リトアニアの金融ライセンスの最低資本金はいくらですか?
EMI €35万 / PI €2万〜12.5万 / CASP €5万〜15万。扱う業務や規模によって上乗せされることがあります。
リトアニアのライセンス審査にはどのくらいかかりますか?
EMI・PI: 申請完了から3か月以内に判断。書類の不足があると期間は延びるため、申請前の準備が大切です。
リトアニアに人や事務所を置く必要はありますか?
本店機能・現地の経営者・AML担当。名義だけの体制は認められず、実際の経営・コンプライアンス体制が前提です。
リトアニアで法人の銀行口座は開けますか?
EMI・PIは中銀のCENTROlinkでSEPAに直接接続できる(審査あり)。ライセンスの申請と並行して口座の準備を進めることをおすすめします。
リトアニアについて無料で相談する
候補の国の比較、新規申請と既存ライセンス会社の買収(M&A)のどちらが合うか、口座の見通しまでご案内します。初回のオンライン相談(30分)は無料です。
リトアニアについて無料で相談する