マルタの金融ライセンス取得【2026年】投資会社・EMI・MiCAの資本金と手数料
マルタで投資サービス(MiFID)、EMI/PI、MiCA CASPを取得する場合の、監督当局・最低資本金・現地に必要な体制・審査期間・法人口座の作りやすさを、2026年10月時点の監督当局の公表資料にもとづいて整理しました。
EUで免許を取ると、他の加盟国へも届け出で展開できます(パスポート制度)。そのかわり、本店機能と経営者・AML担当を実際に置くことが求められます。
対応するライセンスFX・証券決済・EMI暗号資産
基本情報(2026年10月時点)
| 監督当局 | マルタ金融サービス庁(MFSA) |
|---|---|
| 主なライセンス | 投資サービス(MiFID)、EMI/PI、MiCA CASP |
| 最低資本金 | 投資会社 €7.5万〜 / EMI €35万 / CASP €5万〜15万 |
| 現地に必要な体制 | コンプライアンス担当とMLRO(上級職員) |
| 審査期間の目安 | 投資会社: 6か月以内 / CASP: 書類確認25営業日+審査40営業日 |
| 法人の銀行口座 | 地場銀行は慎重。現地の役員や実体を求められることが多い |
資本金・手数料は監督当局の規則・公表資料(2026年10月時点)によります。為替換算はしていません。申請前に最新の要件を個別に確認します。
検討するときのポイント
- 手数料は法令で公表され、予算を立てやすいのが特徴です。CASPの申請料は€1万・€2万・€2.5万(クラス別)、年間手数料は€1万〜。
- EMI・PIの申請料は€1万〜1.5万、年間監督料は€2.5万〜3.5万+変動分と高めです。
- 2021〜22年にFATFのグレーリストに入った経緯があり、AML体制の実効性が重視されます。
日本の居住者を顧客にする場合
海外でライセンスを取っても、日本の居住者を相手に FX・証券・暗号資産の取引を行うには、原則として日本の登録が必要です。詳しくは日本の規制をご覧ください。
よくある質問
マルタの金融ライセンスの最低資本金はいくらですか?
投資会社 €7.5万〜 / EMI €35万 / CASP €5万〜15万。扱う業務や規模によって上乗せされることがあります。
マルタのライセンス審査にはどのくらいかかりますか?
投資会社: 6か月以内 / CASP: 書類確認25営業日+審査40営業日。書類の不足があると期間は延びるため、申請前の準備が大切です。
マルタに人や事務所を置く必要はありますか?
コンプライアンス担当とMLRO(上級職員)。名義だけの体制は認められず、実際の経営・コンプライアンス体制が前提です。
マルタで法人の銀行口座は開けますか?
地場銀行は慎重。現地の役員や実体を求められることが多い。ライセンスの申請と並行して口座の準備を進めることをおすすめします。
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